医療ケア手帳の利用について
在宅にて療養されている肢体不自由のお子さんたちには、痰の吸引や経管栄養などの「医療的ケア」を必要とされている場合が少なくありません。
この「医療的ケア」には、特殊な器具を身体に装着したり、チューブを身体へ挿入したりする手技が必要です。
本手帳はこれら「医療的ケア」が複数の医師、看護師、ご家族の間で安全・円滑に実施出来るよう、県立こども病院クリニカルパス委員会が中心となって在宅医療を支えてくださっている地域の医療機関のスタッフの皆様方とともに企画立案されたものです。
すべての項目を記載しなければいけないわけではなく、母子手帳のように使う側の利便性を重視したものにしていきたいと思います。
今後は県小児科医会小児在宅医療委員会の管理のもと、お子様とそのご家族とともに、この医療ケア手帳をより良いものに育てていきましょう。
各種医療ケア手帳
胃瘻ケア手帳
気管切開管理手帳
経管栄養手帳
人工呼吸器併用気管切開管理手帳
※手帳の作り方はこちら
手帳の企画立案にご尽力いただきました医療機関(五十音順)
- 石塚ファミリークリニック
- 医療福祉センターさくら
- 医療福祉センターきずな
- エバラこどもクリニック
- 神戸大学医学部付属病院小児外科
- 総合福祉通園センター・ルネス花北
- にこにこハウス医療福祉センター
- 姫路聖マリア病院
- 姫路赤十字病院
- 兵庫県立こども病院 クリニカルパス委員会