医療的ケア児をサポートする皆さまへ
令和3年6月に成立した医療的ケア児支援法の施行に伴い、令和4年6月に兵庫県においても医療的ケア児支援センターが設置されました。医療的ケア児には、情報不足により十分な福祉、保育・教育、医療サービスを受けられていないケースが目立ちます。医療的ケア児支援センターは、この問題を解決する重要な役割を担うことが期待されます。是非、兵庫県が作成した添付のチラシを医療的ケア児のご家族やサポートするすべての関係者に周知いただきますようお願いいたします。
～兵庫県医療的ケア児支援センターの役割～
- 医療的ケア児等及びその家族等への相談支援
- 医療・保健・福祉・教育・労働等関係機関との連絡調整
- 関係機関等への情報提供及び研修会、家族交流会の開催
～医療的ケア児とは～
医療機関においてＮＩＣＵ等に長期入院した後、引き続き人工呼吸器や胃ろう等を使用し、たんの吸引や経管栄養などの医療的ケアが日常的に必要なこどもたちを意味します。
全国の医療的ケア児（在宅）は約２万人、兵庫県に約８００人が生活されていると推計されています。（令和２年度厚労省推計値）
兵庫県小児科医会 小児在宅医療委員会